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【イベントレポ】性教育カフェ@神戸学院大学学園祭

こんにちは!NPO法人HIKIDASHIの大石です。

今年も神戸学院大学の学園祭に「性教育カフェ」を出展させていただきました!

今年で何と4年目!設立初年度から参加させていただいています。
おそらく室内の展示等は私達以外は学内サークルさんばかりなのではないでしょうか。

学内での準備ミーティングにもなかなか参加できない中で、LINEのみでいろいろと対応してくださって、実行委員の皆さんには本当に感謝感謝です。

 

おかげで今年も有瀬キャンパスのみですが出展することができました!
全体としてはこんな感じのレイアウト。

神戸学院大学の学園祭は幅広い年代の方が来場されるのが特徴的で、小さなお子様や小学生など家族で来られる方も多いので、

まずは手前に書籍コーナーを設けて、お子様連れでも足を踏み入れてもらいやすいようにしています。

毎年スタンプラリーにも参加させていただいているのですが、スタンプ台を部屋の中に設置していると興味のない方も自然と部屋の中へ誘導できるのでそれもありがたい取り組みです。

 

そして、書籍以外にいつも興味を持っていただけるのが月経用品のコーナー。

「こんなにいろいろな選択肢があるなんて知らなかった!」
「聞いたことはあったけど、実際の使い方や使ってみた感想などを聞けて良かった!」

などなど、たくさんの好意的なご感想をいただきました。

中には「来年は孫も連れてくるわ!」と言ってくださる方も。

 

そして神戸学院大学の学園祭ではいつも賑わうコンドーム使用方法のレクチャーコーナー。

今年は特に印象的で、最初にとある学生さんに「コンドームの使い方を学んでいきませんか?」と声をかけたところ、「(実行委員としての)仕事があるんで・・・」と断られたので、「あまり興味を持ってもらえなかったかな?」と思ったのですが、

なんと本当にやらなきゃいけない役割があったようで、「仕事を早く終わらせていました!」とそのあとすぐに戻ってきてくれました!

 

それだけでも感激だったのですが、更にそれだけでは終わらなくて、その後もその学生さんが芋づる式に(?)新しいお友達をどんどん呼んできてくれて、「大事なことやからおまえもやっとけ!」みたいな感じで、トータル何人来てくれたんだろうか・・・。たくさんの学生さんが体験をしてくれました。

そうやって抵抗なく来てくれる学生さんに聞いてみると、「高校の時に動画で習った」という方も何人かおられて、その方々はきちんと使い方を理解しておられるようでした。

でも割合で言うとやはりこれまで習った機会がない人の方が多くて、そういう学生さんはこの体験も少し恥ずかしそうに受けておられたので、

やはりそれまでに大切なこととして学ぶ機会があるかどうかで変わるんだなという印象を受けました。

 

 

また、4年目の実施なので、「毎年やってるよね」「大切なことだから頑張ってね」と声をかけていただいたり、

「昨年もコンドームのこと習ったはずだけどあまり覚えていないのでまたやりたいです」と来てくれたり。

この場に定着してきたことが感じられてとても嬉しかったです。

 

また、デートDVチェッカーも掲示&配布をしているので、そんなことをきっかけにパートナーとの関係を話してくれる学生さんもいます。

 

年1回の学園祭は、困った時にいつでも相談できる場所とは言えませんし、今年は日程の関係でポートアイランドキャンパスには出展できず有瀬キャンパスのみとなってしまいましたので、出会える機会が限られてしまうのが現状です。

それでもこうして、まずは気軽に足を踏み入れてもらって、そこから正しい知識、新しい情報をお伝えしたり、場合によっては少し深い相談をしてもらうことができる。

それは定例開催の場所とはまた違った大事なアプローチ方法なのではないかと思っています。

 

何より私達自身が毎年この場が本当に楽しくて仕方ないので、ぜひ毎年出展させていただけるとありがたいですし、他の大学等でももっともっと同じような機会を作らせていただけたらと思っています。

呼んでいただくための費用は必要ありません。(むしろ今回も私達が出展料をお支払いして出展しています。)
大切な非営利活動として取り組んでいます。

「ぜひここでも出展してほしい!」というご希望がありましたらお気軽にお問い合わせください。

(HIKIDASHIパーカーも販売中です!グッズを購入していただくと、1つにつき500円が団体の活動資金となります。)

 

なお、この「性教育カフェ」事業の運営(出展料、物品購入費、人件費等)は皆さまからのご寄付により支えられています。

今回のために「#つながるBOOK」の増刷や指導用「びわこんどーむ」も新たに購入させていただきました。ありがとうございました!

このような場が大切だと思ってくださった方は、ぜひご支援いただけますとありがたいです。

月500円からマンスリーサポーターになれます。もちろん単発のご寄付も大歓迎!ぜひ活動を応援していただけませんか?

 

これからも様々なアプローチ方法で日本の性と生殖に関する課題と向き合っていきたいと思います。
ご支援どうぞよろしくお願いいたします。

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