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台湾の性教育施設見学レポ②

2024.5.22

その他

もう一つ見学してきたのは、
台北市のお隣、新北市にある「性平不小室」。

MRT、台湾鉄路、台湾高速鉄道の3つの路線がアクセスしている「板橋駅」を出てすぐの好立地のところにありました。
かなりカラフルな外観で、親子連れで立ち寄れる施設になっています。

 

この入り口から入ってすぐが「生理用品博物館」ということで、
様々な生理用品が並べてあるのですが・・・

もうめちゃくちゃカラフル!
見ていてワクワクするような展示ばかりで、そのPOPな印象が目から鱗でした。

知識はパワー!!
まさにそのとおりですね。

 

そしてこちらにも様々な性教育関連の絵本が展示してある中に、
代表大石の絵本が!!

今回、日本語版も寄贈させていただきました。

 

そしてここから先は有料ゾーン。
可愛いプレイルームになっているのですが・・・

実はこれ、それぞれ女性器、男性器を表していて、
子ども達は遊びながら各器官の名称等を学べる仕組みになっています。

 

この施設は政府とのプロジェクトにより設立され、今はこちらの団体が運営されています。

先日にご一緒してくださった台湾在住のノンフィクションライター近藤弥生子さんのnoteにも、
この施設についてとてもわかりやすくまとめられた記事がありますのでぜひご参照ください。

【レポート】台湾の月経博物館で自分と向き合ったら、次は性教育の現場に行ってみよう|近藤弥生子 | 台湾在住ノンフィクションライター
初めての台湾製タンポン、アジア初の月経カップと月経ディスクを手がけたスーパーウーマン、ヴァネッサさん 日本のフェムケア第一人者の北原みのりさんを月経博物館にお連れした翌日、みのりさんがずっと懇意にされている「台湾で初めてタンポンを開発した女性」そして、「台湾発・アジア初の月経カップと月経ディスク」を手がけたスーパーウーマン、ヴァネッサ(曾穎凡)さんをご紹介いただきました。 右から、北原みのりさん、ヴァネッサさん、そのご友人のグレースさん。 世界各国から20の厳選フェムケアブランドの日本代理店を務めているみのりさんは、ヴァネッサさんが手がけられた台湾発・アジア初の月経カップ「フルムーン
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性教育のイメージを覆す親しみやすい施設になっていて、本当に目から鱗なことばかり!!
ここなら乳幼児期から親子で気軽に楽しめるなと感じました。

ぜひ日本にも取り入れたい新しい視点がたくさん得られて、とても勉強になりました。

スタッフさんも1年くらい前から独学で日本語を勉強されているということで、
器官の名称等、難しい単語も駆使しながらたくさんお話ししてくださって嬉しかったです。

 

なお、この日はなんと、台湾在住で、先日「げっけいのはなし いのちのはなし」絵本アンバサダー第9期生になってくださった多田真紀子さん(通称ただまきさん)がご一緒してくださいました。

認定証も直接手渡しすることができましたよ。

これまで50名ほどの方々が絵本アンバサダーになってくださいましたが、
私が直接認定証をお渡しできたのは、なんと台湾在住のただまきさんが初めてでした(笑)

ただまきさん、この度はお世話になり本当にありがとうございました。
これからぜひ台湾でも絵本を通した性教育を広めていってください!!

 

 

この度の2つの施設への訪問で得られた知識と経験を、
NPO法人HIKIDASHIの今後の活動に活かしていきたいと思います。

温かく迎えてくださった現地スタッフの皆様に心から感謝申し上げます。

日本でも包括的な性教育の普及に向けて、一歩一歩進んでいきます。

この思いにご賛同いただける方は、ぜひご寄付をお願いいたします。
単発・継続どちらも大歓迎です。

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NPO法人HIKIDASHIの今後の活動もぜひ楽しみにしていてくださいね!

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