こんにちは!NPO法人HIKIDASHI代表の大石です。
夏休み中に、兵庫県の最北端、香美町の養護教諭研修会に呼んでいただきました。
そのご感想が届きましたので、一部ご紹介します。
・包括的性教育という文言は初めてお聞きしましたが、本校でも行っている性教育と方向性は同じであることが分かりました。ただ、小・中の連携や地域との連携、発達段階に応じた教育が行えているかと言えば、十分とは言えず、5歳からの性教育ということを考えると、今後は小・中学校の連携も、さらに必要だと感じました。
・「乳幼児期から全ての人に」に共感しました。とても大切なことだと思います。学校では限界がありますが、できる所からできることをコツコツとやっていくしかないのかなと思いました。「NO」という権利、「同意を取る」ということについて、もっと自分自身、しっかり押さえて子どもたちに指導しないといけないと感じました。小さな学校あるあるが浸透してしまっているので、子どもたちの今後を見つめて指導していきたいと思いました。 大変参考になりました。ありがとうございました。
・今回、大石先生の包括的性教育のお話をお聞きして、性に関することは自然なことと言いながら、自分は性教育に関することは少し特別なことだと考えていたと気づきました。中でも印象的だったのは「5つの柱」の「日常のあらゆる場面で」という部分です。境界線や「No」という権利・同意が守られていないことが、児童同士のトラブルの要因になっていることがよくあります。体や心の発達についての教育を行うことと同時に、日常的に包括的性教育の視点をもちながら、子どもと話をしていくことが大切だと思いました。
・「まず、全部大事。だという事を伝えてください。」というのが印象に残りました。自分の中で、「大事なところ」という所を意識しすぎて、全部大事という事が抜けていたと思い、「そうだよね。全部大事だよ」「そう言ったらいいんだ」と、いう思いをとても感じました。 性教育は、とても幅広く、難しい。「どう言ったらいいのか」と思うことが多く、苦手意識があります。しかし、とても大事なことなので、大石先生のお話を聞くことができて良かったです。ありがとうございました。
・性に関する指導については、どんな言葉を使って、どう指導してよいのか悩んでいました。伝えてほしいキーワードを教えていただいたり、たくさんの教材資料、絵本等、参考になるものをご準備していただいたりして、具体的なお話がきけて、とても参考になりました。また、養護教諭だけでなく、教員の先生方にも聞いてほしい内容でもありました。教職員に伝達していけたらと思います。ありがとうございました。
・思春期になってからではなくて、乳幼児期から、ふだんの会話等日常のあらゆる場面で性について家庭で話をすることが大事だと改めと分かりました。また、学校でも、低学年のうちから、計画的に発達段階に応じた指導を行っていくことが大事だと再認識できました。
・盛りだくさんの内容で、大石先生の熱意がとても伝わってきました。性=生の教育として、特別な時間だけ行うのではなく包括的に日常も含めて行っていくことが大事だと改めて感じました。実際に性教育を行う際の方法や事例も具体的で、とても参考になりました。それから以前ピアカウンセリング事業にも携わっておられたということで、中学校では初めて取り入れるにあたり少し不安もあったのですが、やっぱり導入して良かったと思えました。
・性教育についてたくさんの取り組みを聞かせていただきありがとうございました。SNSが子どもたちにとっても身近なものとなっている現在、田舎も都会も関係ない、自分の命を守るためにも性教育は大切なものだと改めて感じました。最近は性被害・性暴力についてもメディアから多くの情報が流れています。小学校だけでなく、幼児期(幼稚園・保育園)も含め早い時期から教えてくことが大切だと思いました。たくさんの書籍や資料提供もいただきました。参考にして、本校でも取組を広げていきたいと思います。お忙しい中、遠路お越しいただきありがとうございました。
・包括的性教育という言葉はあまり聞いたことがなかったのですが、聞いているとプライベートゾーンやバウンダリー、LGBTQのことなどを含めた生の教育だということが理解できました。今、まさしく実施しようとしている内容だったので、とてもよいタイミングで聞けてありがたかったです。グループワークでも話しましたが、距離感のこともどうして指導しようかと校内で悩んでいるところだったので、養教仲間と共有できたり、アドバイスをもらえたりしてとてもよかったです。早速、今週の保健学習がんばります!
とても心温まるご感想をありがとうございました!
私も皆さんと一緒にとても学びの深い時間を共有できてありがたかったです。
これからも香美町ならではの「生教育」をぜひ進めていっていただけたらと思います。
素敵な機会を本当にありがとうございました!
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