こんにちは!NPO法人HIKIDASHI代表の大石です。
先日、個人の保護者様からのご依頼で、
中学生の息子さんお2人とそのパートナーさんへオンラインで性教育の講座をさせていただきました。
ちなみに当法人はいつも「家庭でできる性教育サイト 命育」さんにお世話になっておりまして、
命育さんのところに寄せられたご依頼への講師として、時々お話をさせていただいております。
こちらのサイト、役に立つ情報盛りだくさんですのでぜひ。
命育さん、いつも本当にありがとうございます!
今回の個人様からのご依頼も、その命育さん経由のお仕事でした。
個人の保護者様からのご依頼でお子さんへお話しするのは私としては初めての試みでしたので、
命育さんも交えて、まずはご依頼主であるお母様と打ち合わせをして、
どんな思いでご依頼をいただいたのか、どんなことを伝えてほしいのかを詳しくお聞きし、
その上で、当日に使用するスライドや、細かい言葉の言い回しまで事前に確認させていただきながら当日を迎えました。
オンラインということで、息子さんたちの顔出しは無かったのですが、
「性教育の講座があるということで来ました」「楽しみにして来ました」と事前に話してくださり、
普段から性のことも含めてポジティブに話せる親子関係なのかなということが伺えました。
基本的には普段中学生向けにお伝えする内容(性の多様性、性的同意、避妊、性感染症予防、デートDV、中絶・・・等)と同じことを話してはいたのですが、
特定のお2人+パートナーさんに向けて、ということでしたので、
画面越しにお顔は見えなくても少人数で楽しく対話しているような雰囲気を大切にお話ししました。
途中、コンドームの使い方の説明のところでは、
せっかくなので実物を用いて説明しましょうということになっていたので、そんなことも入れてみたり。
講座修了後も「楽しかった」「勉強になった」との感想をくださいました。
親として、子どもにパートナーができた時に、いったいどこまで説明をすればいいのか、悩む方もきっと多いと思います。
どう伝えていいのか、知識の面で不安もあるでしょうし、
子ども達も思春期という多感な時期なので、親子で性の話をすることに抵抗のある子もいると思います。
一方で、学校でいつどのくらいのことまで教えてくれるかはわからない。
不十分なままで社会に出てしまうかもしれない。
それなら、性の話を専門にしている私達を頼っていただくのも一つの手だと思います!
実際、今回はご友人でも何人か同じように悩んでいる方がおられたようで、
他の保護者さんも数名画面オフで参加されていました。
そしてそれを録画して、他のお子さん達にも期間限定で見てもらうことになっている、ということでした。
子ども達が「知らなくて後悔する」ことのないように。
傷ついたり、傷つけたりすることがないように。
それは、親として、皆さん願っておられることだと思います。
ぜひそのためのお手伝いができると嬉しいなと、今回このような機会をいただいて改めて思いました。
個人的な性教育講座、検討したいなと思われた方は、まずはぜひお気軽にご相談いただけると嬉しいです。