こんにちは。主に宮城県を中心にNPO法人HIKIDASHIの性教育講師として活動しています、山谷真子です。
先日は、仙台市内にある聖ウルスラ学院英智幼稚園の保護者会のみなさまに呼んでいただき、「今からはじめる性教育〜親から子へ伝えたい大切なこと〜」というテーマで、お話させていただきました!
事前に質問も受け付けてくださり、当日はそのご質問にもお答えしつつ、お話しさせていただきました。
たくさんのご感想をいただいたので、一部ですがご紹介します!
🌸子どもへの伝え方で迷う点がありましたが、わりとはっきり伝えていいということがわかりました!
🌸具体例を出して説明していただけたのでわかりやすかったです。とてもデリケートな問題だと思いますが、どのように対応すればいいか知ることができてとてもよかったです。
🌸子どもが外でセックスや性行為などの言葉を話してしまわないか心配という場合の対応についてなど、具体的なエピソードの説明がありがたかったです。
🌸自分自身がパートナーを大切にする上での意識も変わりました。相手の気持ちを尊重し受け入れるべきであること、自分自身がこの講座で理解できました。
🌸「こういうときはこう教えよう」という教科書的なことではなく、自分の意識を変えることで子どもにも感じとってもらいたい。
🌸幼いうちは、家族と他人の線引きが難しい。だからこそ、家族であってもスキンシップには同意が必要であり、NOと言っていいということを教えるなど、理にかなっていて腑に落ちました。
🌸子どもとのスキンシップの仕方については気にしていなかったので、今後は気をつけて、娘にも伝えたいと思います。
🌸頭ではやった方がいいかなと思いつつも、恥ずかしさや、子どもがどんな反応をするかなど気になってできずにいました。しかし、出来ることからコツコツとやっていけばいいというお話を聞いて少し安心できました。
🌸突然「性教育はじめるぞ!」と思うのではなく、少しずつ準備していけばいい、無理せずに少しずつと言われて、とても腑に落ちました。
1時間20分ほど、私は一方的に話をする形ではあったのですが、みなさんそれぞれ大切なところをしっかりと受け止めてくださったようで、大変嬉しいです。
「性教育」に対してまだどうしても抵抗があるといった率直な思いをシェアしてくださった方もいらっしゃり、そうしてご自身の思いを受け止めることが「性教育の第一歩」なのではないかと、私は思っています。
そして、何も性行為のこと、性器の名前を教えることだけが「性教育」ではありません。
🌱普段の生活の中で、親子であっても「今、手を繋いでもいい?」と声をかけること。
🌱「今は、ここ(例えば胸など)を触ってほしくないんだよね。ここ(例えば二の腕など)なら触ってもいいよ!」と、親子であっても「NO」を伝えること。
🌱「あなたはそれは嫌だと思ったんだね」と、相手の「NO」を受け止めること。
🌱「今日も元気でいてくれてありがとう」と、ぎゅっと抱きしめること。
これら全てが実は「性教育」なのです。
(そしておそらくみなさんはもうすでに「性教育」されていると思いますよ^^)
ハードルをうんと下げて、まずは自分ができることから取り組んでみてくださいね!
性教育講演会を企画、準備等進めていただいた聖ウルスラ学院英智幼稚園保護者会のみなさま、
当日の準備等でお世話になりました先生方、
ご参加いただいたみなさま、
ありがとうございました。
学校でのPTA行事や、幼稚園・保育園・こども園さんでの研修会など、
ご希望に合わせて講演会・講座を開催いたします。
当団体では現在、宮城、兵庫、島根で、性教育講師が活動しております。
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