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小学4年生の保護者のみなさまへ性教育講座を開催しました!

こんにちは。主に宮城県を中心にNPO法人HIKIDASHIの性教育講師として活動しています、山谷真子です。

先月11月に宮城県 大崎市立岩出山小学校 4年生のPTA行事として、性教育講座をさせていただきました!

1時間目の子どもたちへの講座の様子の報告レポートはこちら

2時間目は保護者の方に向けて、思春期のお子さんへの性教育の始め方についてお伝えしました。

子どもたちにも伝えた、体の自己決定権や同意の話の際には、たとえ親子であっても過度はスキンシップはしないということを保護者の方にもお伝えしています。

子どもが嫌がっていたり、「やめて」と言ったりしていても、「親子だからいいでしょ」という考えで、そのままスキンシップ(抱きつく、くすぐるなど)を続けてしまいがちです。

しかし、我が子にも「体の自己決定権」、つまり自分の体をだれがどうさわるのかを自分で決める権利があるはずだし、「NO」という権利ももっています。

我が子の一番身近な存在である親が、子どもの権利を尊重することがとても大切ではないでしょうか。

性教育講座のあと、私の話を聞いてくださった保護者の方が素敵なエピソードを教えてくださったので、ご紹介します。(掲載許可をいただいています)



🌸帰ってから息子に何と話しかけようかな?って思ってたんですが、息子の方から『お母さん、手を握っても良いですか?』と聞いてくれました。
正直、私は息子にベタベタ触られるのが嫌で…でも親子でも『嫌なものは嫌』と伝えて良いんだなって言う事もお互い知れたので、ホッとした所でした! もちろん最後はめいいっぱいぎゅーってしました!

息子さんの方からお母さんに聞いてくれたというお話に、「あぁ、大切なことをちゃんと受け止めてくれたんだな〜」と感じ、とっても感動してしまいました。
そして、お母さんの方も親子であっても「NO」と言っていいことを知り、安心したとのこと。
最後は思いっきりぎゅーっとしたというところも、本当に素敵な親子だなと思いました!

親子それぞれが、相手も、自分自身も大切にしながら、言葉やハグなどを通してコミュニケーションをとっていくこと。
これこそが、私が伝えたい親子での性教育の形の一つだと思っています。

その他のご感想として、
🌸今回、親子で一緒の話を聞けたのがよかった。我が子が「ここまでは知っている」という共通認識があると、そこから家庭でも話がしやすくなると思う。

🌸このような教育は非常に大切。正しい知識を学ぶ機会を増やして欲しい。デリケートだが小学生から必要に思う。

🌸今回だけではなく、継続して欲しい。学年ごとに内容を分け、実施して頂きたい。

🌸娘さんとのやり取りなんかもたくさん教えていただいて、すごくイメージが湧きやすかったです。

ぜひ今回の性教育講座をきっかけに、親子で楽しみながら、性のこと、からだのこと、こころのことを話し合っていってほしいなと思います。

そして、ぜひ学校でも性の話をタブーにせず、「大切なこと」として学ぶことができるよう、これからも性教育講師として私に何ができるのかを考え、実践していきたいなと感じました。



1時間目から真剣にお話を聞いてくれた4年生のみなさん、保護者の皆様、
そして、PTA行事を企画・運営してくださった役員のみなさま、先生方、
ありがとうございました!


学校でのPTA行事や、幼稚園・保育園・こども園さんでの研修会など、
ご希望に合わせて講演会・講座を開催いたします。
当団体では現在、宮城、兵庫、島根で、性教育講師が活動しております。
お気軽にお問い合わせください。


今回、ぜひ岩出山小学校の児童のみなさんに絵本「げっけいのはなし いのちのはなし」を読んでいただけたらと思い、絵本を寄贈させていただきました!
学校や幼稚園、こども園、地域の図書館など、絵本の寄贈のご希望がありましたら、お問い合わせページからご連絡ください。
絵本の寄贈についてはこちらの「施設への絵本寄贈」をご覧ください。

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