こんにちは。NPO法人HIKIDASHIの大石です。
先日、神奈川県聴覚障害者協会様との共催で、
神奈川県藤沢市において「保護者のための性教育講演会」を開催しました。
会場はこちら。
当日は定員いっぱいのお申し込みがあり、
ろう者のご参加や、ろう児の保護者のご参加もありました。
内容としては、前半私からの講演形式で「乳幼児期から家庭でできる性教育」についてお話した後に、後半は座談会形式で、ざっくばらんに質問をしていただいたり、意見交換をする場を設けました。
ご感想を一部許可を得てご紹介します。
🌸講演から座談会ということで質問タイムがあり、和やかな雰囲気でお話が聞けて良かったです。
🌸ありがとうございました。なんか自分(親)がすべて教えるのかと勝手に思い込んでいましたが…絵本などの力を借りる!当たり前なのにわかっていませんでした。
🌸まなさん、藤沢に来てくれてありがとうございます!力強く、たくさんの事例とともにユーモアに交えたお話、とても学びになりました。後半の座談会もアットホームでめちゃめちゃ良かったです。
🌸とても聞きやすくてわかりやすい内容だと思いました。ありがとうございました。
🌸自分はどうしていたっけ…ではなく、親もアップデートしていく!はい。今日から少しずつ淡々と伝えていこうと思います。
🌸ろう学校にもぜひ来てください。
🌸主人にも聞かせたいなと思いました。
一方で、今回ろうの方がお一人参加してくださり、率直な感想を聞かせてくださったところによると、
やはり「情報量が多かった」ということでした。
もちろん、今回、神奈川県聴覚障害者協会様との共催により手話通訳者がついてくださったのですが、
健聴者の場合、私の話を耳で聴きながら、目でスライドを見て情報を補うわけですが、
ろう者の場合は手話もスライドも同時に見ないといけないので、
「大事なことを言っているな」というのはわかるものの、流れていってしまうことも多かったな、と。
まだまだやはり健聴者の立場での講演の構成になってしまっていたことは大きな反省点です。
通訳をつければ良いというだけでなく、
普段お伝えしている内容から、より厳選して、ろう者の方にもきちんと伝わるように言葉を選んで内容を構成する。
私に欠けていた視点について、貴重なフィードバックをいただきました。
ありがたいことに、その方から、今後もっとろう者に声をかけて会を開きたいと言っていただきましたし、
これからの活動として、ろう学校でもぜひお話ししたいと思っています。
全ての子ども達に包括的性教育を届けるために、
形だけではなく、本当に伝わる方法を、これからも皆さんと一緒に考えて、広めていけたらと思っています。
ご参加いただいた皆さま、神奈川県聴覚障害者協会の皆さま、
この度は貴重な機会をありがとうございました。
そして、企画運営にたくさんの力を注いでくれた絵本アンバサダーのバーディーこと田畑あかねさんに心からの感謝を♡
NPO法人HIKIDASHIへのご依頼・お問い合わせはぜひこちらから。