こんにちは。
主に宮城県内を中心にNPO法人HIKIDASHIの性教育講師として活動しています、山谷真子です。
私事ですが、今年の2月に三女を出産し、しばらく活動をお休みしておりましたが、
子どもとの生活リズムも安定してきましたので、少しずつ活動を再開いたしました。
先日は仙台市内にあります立華こども園さんに伺い、保護者のみなさまに向けて性教育講座を開催しました。
我が家でのおうち性教育の実践例も交えながら、少しでも「やってみようかな」という気持ちになっていただけたらいいなと思いながら、お話しました。
そして、「こういうときはこうしたらいい」という性教育のやり方だけを伝えるのではなく、性教育を伝える上で大切にしたい考え方である「境界線(バウンダリー)」や「NOと言う権利」「同意をとる」ということを時間をかけてお話させていただきました。
参加者さんが「よく考えたら、子どもたちの方が『触ってもいい?』といつも同意を取ってくれていました!我が子を見習います!」とおっしゃっていて、私も本当にそうだな〜と思いました。
つい大人の方が「親だから」という意識で、子どもに勝手に触っていたり、子どもの課題に口を出したりしがちです。
親子間でつい曖昧になる「境界線(バウンダリー)」や「同意」について知ってもらえて嬉しかったです。
講座の終わりはいつも「性教育はお子さんの心と身体を守る『お守り』になります」とお伝えしています。
そして「我が子のために」と頑張るその前に、まずが親御さんご自身がこころとからだを大切にし、守ってほしい。
自分を大事にしている姿を子どもたちに見せることも、性教育の一つであるということも、今回お伝えしました。
講座後に「親でも嫌って言っていいんだ!と言うことが心に刺さりました!」とおっしゃていた方もいて、毎日いそがしく頑張っている私たちですが、自分の感情を大切にすることを忘れないでいたいなと、私自身もあらためて思いました。

素敵な感想をいただきましたので、一部ご紹介します。
🌸嫌なことは嫌という、親も伝えていいんだということが目から鱗でした。いや=きらいではないということも伝えていきたいと思いました。参考になる書籍も教えていただき学びになりました。ありがとうございました。
🌸自分が子供の頃は、性教育をほとんど受けた記憶がなかったので、自分の子供に対してどのように性教育していったらいいか、ヒントになりました。
🌸自分で説明するとなると戸惑うことが多かったので、これを機に絵本を一緒に読みたいと思います
🌸性的な質問に淡々と答えることや自分の意思を尊重するという話がとても勉強になりました
🌸自分の気づかないうちに、こうしてたな、ああしてたな、と思うことがありました。日常生活でも意識して子供と向き合いつつ、自分自身も大切にしていきたいと思います。
🌸今まで性教育という言葉は知っていましたが、どんなことをしたら良いのかわからなかったので、今回の講座を聞いてとても勉強になりました。ありがとうございました。
🌸なかなか恥ずかしくて自分から話せないと思っていたけど、絵本などを使って話せるということが知れてよかったです。
🌸ぜひまた性教育に関するお話を聞きたいです。
講座が終わった後も、私が持参したおすすめの絵本や書籍をみなさん手に取りながら、参加者さん同士話が尽きない様子でした。
ご依頼いただいた先生からも「終わった後もこんなに盛り上がったのは初めてです〜」とおっしゃってくださいました。
今回の講座が、性教育について、ざっくばらんにみなさんとお話しできるきっかけになっていたら嬉しいです。
企画いただいた立華こども園様、ご参加いただいたみなさま
ありがとうございました!
講演のご依頼はこちらからお気軽にお問い合わせください。

