こんにちは。主に島根県県内を中心にNPO法人HIKIDASHIの性教育講師として活動しています、木金文佳です。
島根県松江市にある
みずうみ保育園さんで、園児向けの性教育のお話会をさせていただきました。

こちらの園では、先生向け・保護者向け・園児向けに継続して性教育に触れる機会をいただいています。
園児さんへは、年少・年中・年長それぞれ年に2回ずつ行っています。
年長さんは今回で4回目。
子どもたちもすっかり慣れていて、以前は少し緊張した表情も見られましたが、今回は自然に話を聞き、思ったことをそのまま質問してくれ、積み重ねてきた時間を感じる瞬間でした。

担任の先生と事前に打ち合わせを行い、そのクラスの今の姿に合わせて内容を考えています。
【年少クラス】テーマは「安心するタッチと嫌な気持ちになるタッチ」
前回の復習をしながら、今回は“肌”に注目しました。
ふわふわのタオルや少しチクチクする素材で腕をこすってみると
「痛いな」と感じる子もいれば、「気持ちいい」「あったかいな」と反応してくれました。
肌で感じることと、気持ちがつながっていることを、体験を通して感じてもらい、絵本をつかいながら、安心するタッチと嫌な気持ちになるタッチはどんなタッチか一緒に考えました。
小さな反応ひとつひとつが、とても素直で印象的でした。
【年中クラス】テーマは「男の子のからだと女の子のからだ」

同じところ、違うところを、からだのパズルを使って確認しました。
「ここは一緒」「ここは違う」と声に出しながら考えている姿がみられました。
そのあと、プライベートパーツについて。
どうしてプライベートパーツは大切だと言われているのかな?
からだのお約束は何があるんだろう?とクイズ形式でお話ししました。

真剣な表情で考える姿があり、
“知ること”をしっかり受け取っている様子でした。
【年長クラス】テーマは「みんな違ってみんないい」
ワークを通して自分の“好き”を見つめました。
自分の「好き」をお友達と見せ合いっこをし、見せ合いっこをすることで、「全く同じ人はいない」という気づきを大切にしました。

【同じものを選んで嬉しい!】【違うもの選ぶとおもしろい!】
また、誰がどんな好きがあるかを見ながら、ジェンダーのお話もしました。
「女の子だからピンク」「男の子だから青」といった枠組みを外し、「すべての色はすべての人のもの。自分の好きを好きと言っていい」というメッセージを大切にしました。
【全クラス】テーマは「一人ひとりの大切なからだ」
0歳児から5歳児まで全クラスが集まる時間も今回、初めて作りました。

手遊びをしながら自分の体に触れ、
からだやプライベートパーツについてお話しました。
0歳児さんや1歳児さんがどんな反応するのかなとドキドキでしたが、小さなクラスの子どもたちが体を動かしながら参加してくれる姿があり、微笑ましかったです。
最後はどのクラスも、
「あなたはここにいるだけで大切な存在」
というメッセージと、
自分に「ありがとう」と伝えるワークで終えました。

自分を大切だって感覚で感じることが、すべての土台になる。
そのことを、これからも丁寧に伝えていきたいと思っています。
年間を通して、園全体で性教育に取り組んでくださっていること。
継続して重ねていける環境があること。
改めて、その大切さを感じた時間でした。
ご関心のある園の方は、ぜひお問い合わせください。
