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兵庫県明石市の中学校での取り組みをご紹介します。

こんにちは!NPO法人HIKIDASHI代表の大石です。

私は現在、兵庫県の明石市に住んでいます。
そのため、性教育の講演活動も明石市を中心にスタートし、
個人で活動をしていた時期も含めると、今年度で3年目となりました。

少しずつ養護教諭の先生方ともいろいろな話をさせていただけるようになり、
中には講演以外にも新たな取り組みを一緒に試みる学校が出てきました。

今回はその取り組みを一つご紹介します。

 

それは、ある中学校の文化発表会で性教育スペースを作って啓発を行うというもの。

養護教諭の先生からのご提案により、書籍やリーフレットの展示をしたいということになり、当法人からは性教育の関連した書籍の貸し出しを行ったり、セイシルさんのデートDVチェッカーや、みんパピさんのHPVワクチンのリーフレット等をご提供しました。

 

当日の展示の様子がこちら!!

一面ずらっと性教育スペースになっています。

 

デートDVチェッカーはセイシルさんの了承を得た上で拡大コピーしたものを掲示してくださいました。

 

 

HPVワクチンのリーフレットはこの横に持ち帰り用も置いてあります。

 

本が元の位置に戻されるように置き場所が明記されているのもすごい工夫!


私は当日様子を見に行けなかったのですが、
特に大きな掲示のところでは、生徒さんや保護者の皆さんが足を止めて熱心に見てくださっていたようです。

こうして先生方と協力しながら様々な形で性教育の啓発ができるのはとても嬉しいことです。
これからもぜひ皆さんと一緒にいろいろな取り組みをしていけたらと考えています。

 

なお、当法人で保管している書籍は、講演等の関係でご希望時にいつでも貸し出しができるわけではありません。

ですが、こうしてタイミングが合えばできる限りご協力したいと思っています。

今回は中学校なので主に中学生やその保護者の方向けのオススメ図書をご紹介しましたが、絵本等もたくさん保管しておりますので、もし一時期貸してほしいという団体様がおられましたらぜひお気軽にご相談ください。

また、今回使用したセイシルさんのデートDVチェッカーはこちらです。
送料のみで購入できますし、PDFは無料でダウンロードできるようですのでぜひご活用ください!

「デートDVチェッカー」10代にデートDVを伝えるには?
どう教える?デートDV 2023年4月より本格始動した「生命(いのち)の安全教育」 。カリキュラムには、新たにプライベートゾーンやSNSのトラブルの対処方法などをはじめ、性的同意やデートDVも内容に含まれることになりました。 デートDVとはカップル間で起きる暴力のことです。 DVは恋人関係も含む“親密な関係性”における暴力のことを指します。 実際、未婚のカップル間でのDVも決して少なくなく、 交際経験のある女性の44.5%、男性の27.4%が恋人からの暴力を経験しているという調査もございます。(※1) DVにあたる暴力には、大きく5種類あると言われ、 殴る・蹴るなどの身体的な暴力や、傷つくことを言う、人前でばかにするなどの精神的暴力や避妊に協力しない、性的行為を強要するなどの性的暴力も含まれます。 詳しくは、10代向け性教育WEBサイト「セイシル」の「カップル間で起きる暴力“デートDV”に気をつけよう!」でご確認ください。     どんな人であっても、暴力を受けていい人は存在しません。 デートDVについて、学校の授業・講演・家庭・友達同士など様々なシーンで、 どのように伝えれば10代にも興味を持ってもらえるでしょうか? フランスのパリ市では、2019年に「暴力チェックメーター」を開発し 現地では、定規として中高生に向けて無料配布されていたり、拡大コピーされたものを街中で見ることができます。 緑は「良好な関係」、黄色は「これは暴力」、赤色は「危険な状態」を示しています。   パリ市公認の「デートDVチェッカー」 日本の10代の若者にも「身近なところからデートDVについて知ってもらいたい」と思い、パリ市の監修のもと、日本語訳・親しみやすいようセイシルキャラクターのイラストをあしらった「デートDVチェッカー」を製作しました。 🔺「デートDVチェッカー」(W74×H260㎜)   フランス在住のフランス子供家庭福祉研究者 安發 明子さんから、 パリ市で配布されている「暴力チェックメーター」の存在を教えていただいたことが始まりでした。 定規であれば、日本の学生にも親しみを持ちながらデートDVについて知ってもらえるのではないか。 そう考え、日本版の製作に向けて動き出しました。また、「デートDVチェッカー」を製作するにあたり、 デートDV予防プログラムの開発を担当し高校生・大学生向け講座を提供している 認定NPO法人エンパワメントかながわ理事長の阿部 真紀さんにご監修いただきました。   「デートDVチェッカー」の活用方法 「暴力チェックメーター」と同様に、 暴力の定義や性的同意の基準をグラデーションで表現し分かりやすさを残しつつ、 セイシルのキャラクターをあしらい、日本の学生にも親しみを持ってもらいながら、定規やしおりとしても使えるアイテムです。 使い方はこちら 裏面には相談窓口も掲載されています。 授業や講演の際に配ることができ、学生も日常生活で使いながら「性的同意」や「デートDV」について知ってもらえます。 デートDVチェッカーをお求めの方はこちら   掲載情報 2023年9月22日にNHK総合「首都圏情報 ネタドリ!」にて デートDVチェッカーが紹介されました🎶  詳しくはこちら   ※1 認定NPO法人エンパワメントかながわ、ガールスカウト日本連盟らが行った2016年の調査
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みんパピさんのサイトはこちらです。
(私達は今年度は「ひょうごコミュニティ財団」様からの助成金を活用し、みんパピさんのリーフレットを購入させていただきました。)

 

当法人ではこれからも様々な形で、地域の各団体と協力しながら性教育について取り組んでいきたいと思っております。
ご支援どうぞよろしくお願いいたします。

物品等の購入は皆様からのご寄付により支えられています。
活動を支えていただける方はぜひこちらからお願いいたします。

 

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