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小学生作!「月経新聞」をぜひ読んでください。

こんにちは!NPO法人HIKIDASHI代表で「生」教育アドバイザーの大石真那です。

今年3月8日の放送の「NHKおはよう日本」に出演したことをきっかけに、
1通のメールをいただきました。

それは愛媛県在住の親子からで、
小学校6年生の娘Aさんの作られた「月経新聞」をぜひ見てほしいとのご連絡でした。

Aさんが「月経新聞」を作ろうと思ったきっかけは、
愛媛新聞で月経時の水泳の学校対応について取り上げられている記事を見て、

「自分は月経の時に泳ぎたくないけれど、自分の通う学校はどうなっているのだろうか?」

という疑問を持ったからだそうです。

まずはその点について、
校長先生に質問に行ったり、更には他のプールや入浴入浴施設にも取材に行かれた内容が書かれています。

そこから月経についてますます興味がAさん。

月経とは何か、人間以外の動物はどうなっているのかにも興味が及び、動物園にまで取材に行かれた様子も載っています!!

更には、いろいろな方から初潮を迎える皆さんへのメッセージも聞き取り、たくさんの声が紹介されています。

では、そんなAさんの「月経新聞」、許可を得ましたのでこちらで公開させていただきます!

それがこちら!!

どうですか?
すごくしっかり書かれた新聞ですよね。

この新聞を掲載させていただくにあたり、
Aさんやお母さんとオンラインでも直接お話をさせていただきました。

月経について、学校でどのように習ったかAさんに聞いてみると、

小学校5年生の頃に、女子だけが体育館に集められて、ナプキンなどが配られて話を聞いたそうです。

その後Aさんはすでに初潮を迎えられたそうですが、それをみんなに知られてからかわれるのが嫌で、周囲には言っていなかったそうです。

でも、この新聞を作り、そして私のSNS等での掲載を許可してくださった理由として、

「多くの人にある月経というものを、年齢・性別を問わずもっと知ってほしい。そして月経についてもっとオープンに話したり、気軽に相談していいものだと知ってほしい。困っている人など、たくさんの人の役に立てればいい。」

と、そのお気持ちを話してくださいました。

私の時代から30年経った今でも、「月経は隠すもの」という意識がまだまだ強いことに驚きましたが、

でもそうではないんだよということを、初潮を迎える世代のAさんが発信してくださることに、とても大きな意味があると思っています。

Aさん、私に連絡をくださってありがとうございました。

ぜひ多くの人にこの記事を読んでいただけると嬉しいです。

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