こんにちは!NPO法人HIKIDASHI代表の大石です。
私は普段は兵庫県を中心に性教育の講演をさせてもらっているのですが、
今回は初めて滋賀県に呼んでいただきました!
主催は「包括的性教育を学び隊 レインボー」という素敵な団体の皆さまで、
「子ども達に伝えたくなる『性』と『生』のおはなし」というテーマで、
主に思春期のお子さんへの性教育について、保護者の皆さんやテーマに関心のある方々へお話ししました。
会場は守山市立図書館。
とても素敵な建物でした。
思春期のお子さんへの性教育ということで、
乳幼児期とはまた違った関わり方が必要になってきますし、
子ども達へ伝える内容もより具体的になってきますので、
大人の側がきちんと知識を持っておくことも必要になってきます。
そこで、通常の
・なぜ小さい頃からの性教育が必要なのか
・日本の性教育の現状と、国際基準である「包括的性教育」とは
ということに加えて、
・思春期以降の性教育のきっかけと関わりのポイント
・月経、射精、包茎、低用量ピル、HPVワクチン・・・等についての基本的な知識についても盛りだくさんでお伝えしました。
保護者の方だけでなく近くの学校の先生も来られていて、
包括的性教育を進めていくためには学校だけ、または家庭だけが担うのではなく、
子ども達を取り巻く全ての大人達が共通認識を持って取り組むことがとても大切なので、
ぜひ両輪で進めていけることが望ましいですね、というお話もさせていただきました。
今の「運次第」の状況から、
どこの学校に通っていても小さい頃から一律に包括的性教育を受けられる環境が整っていくことを願います。
そしてそのために私達もこれからも活動を続けていきたいと思います。
なお、講演日の3日前に私の新刊も発売になったのですが、
それを今回初めて対面販売させていただけたこともとても嬉しかったです。
これからも「包括的性教育を学び隊 レインボー」の皆さんを中心に、
この地域で包括的性教育の大切さがもっともっと広まっていくことを願っています。
素敵な機会をありがとうございました!