NPO法人HIKIDASHIでは、パートナー企業である株式会社mitaina様と、
「生理について、知って話せる場所」として、今年2月から「アワアミュカフェ」を開催しています。
第一弾の様子はこちら。
今回は、私も大好きな神戸阪急さんでの開催。
mitaina様の主力商品である神戸発のバッグ「ウイトート」のポップアップコーナーの一画での開催となりました。
皆さん、周りの人と、生理について日頃から話していますか。
話すなら、どこでどんな時に話すでしょうか。
「ある日、女子だけが集められて・・・」という記憶から、
生理は何やらコソコソと話すものという印象を持っている人も、まだまだきっと多いと思います。
でも、私達がこれからの性教育の基準としたい「国際セクシュアリティ教育ガイダンス(ユネスコ、ユニセフ、WHO等により2009年に策定、2018年に改訂)」によると、
「月経は一般的なことで、女子の身体的発達の自然な一部であり、秘密やスティグマとして扱われるべきでない」
と書かれています。
そう、当たり前に、ほとんどの女性にあるものです。ごくごく一般的なことなのです。
なので、当たり前に話せるように、
あえてこういうオープンな場で、アワアミュカフェを開催しています。
普通の売り場の一画なので、
周りにはもちろん他のお客様が商品を眺めたりお買い物を楽しまれています。
そんな中で、コソコソ話すわけでもなくこの会を開催することで、
「いったい何の話をしているの?」と少し様子を窺っておられる方もチラホラ。
もちろん、中には「こんなところでそんな話をするなんて!!」と内心思う方もおられるかもしれません。
それも仕方ないと思います。
これまでずっとタブー視されてきた「生理」や「性」というものを、
いくら大切なこととはいえ、いきなり「オープンに話しましょう!!」と言われても、
そこに抵抗を感じる人がいるのは当然のこと。
そこを変えていくということは、一つの文化を変えていくということなので、
私達も一朝一夕にできることだとは思っていません。
だからこそ、この新しい取り組みを、小さくても継続していくことが必要だと思うのです。
あらためて、この場を始めてくださったmitaina代表のあやきさんに心から感謝を。
OUR Amlulet = 私たちのおまもり
生理について、性について、知って話してそして選んでいくことが、
これからの私達の、そして次の世代を担う子ども達のおまもりとなっていきますように。
アワアミュカフェ、これからも続けていきたいと思います。
NPO法人HIKIDASHIは、今後もこうして企業様とも連携しながら、
性について話せる場を作っていきたいと考えています。
お力をお貸しいただける企業様がおられましたら、
ぜひお問い合わせフォームからご連絡くださいませ。