こんにちは!NPO法人HIKIDASHI代表の大石です。
私達は普段から「全ての子ども達に包括的性教育を」というコンセプトを掲げて活動をしています。
それは、まず「どの学校に通っていても、どの地域に住んでいても、必要な包括的性教育を乳幼児期から系統立てて学べる環境を整えたい」ということが一つ。
それに加えて、学校に通っていなくても、障害があっても、どの子にも性教育は必要で、だからこそ得られる情報に差がないように、私達にできることを考えたいという思いも強く持っています。
そんな中で、昨年ご縁あって、神奈川県聴覚障害者協会様の協力のもと性教育講演会を開催しました。
⇒昨年の様子はこちら
そして今回も、そこからのご縁で2つの手話通訳付きの講演会が実現しました。
一つは、昨年と同じように神奈川県聴覚障害者協会様と共催で大人向けの講演会を開催しました。

当日はご自身が聴覚障害をお持ちの方や、お子さんに聴覚障害のある方も含めて、多数の方がご参加くださいました。

そしてその翌日は親子講座。
「きこえないママ×まちづくりプロジェクト」さんの主催。こちらも昨年の講演会からのご縁で実現しました。

幼児~低学年のお子さんと親御さんが参加されたのですが、私がする質問に対して、みんな真剣に考えてたくさん発表してくれてとても楽しい会となりました。


どちらの会も、「性教育を学ぶ」ということに加えて、「聞こえない人も聞こえる人も一緒に学ぶ」ということを目的に開催しました。
ここには私自身の反省点も含まれていて、
昨年も手話通訳の方についていただいたのですが、それをいいことに私はほぼ普段通りのやり方で話をしていました。
すると聞こえない方から、「画面のスライドと手話を同時に見るのは情報が多すぎるし、メモを取りたくても取れない」という適切なフィードバックをいただきました。
そうか、「手話通訳をつけた」からといって、それは必ずしも「聴者が得られる情報を同じように保障できたということにはならない」んだ。
そのため今年はいくつか改善しました。
・手話通訳者に立ってもらう位置を参加者と相談する
・スライド1枚の情報量を少なくする
・話すスピードを落とす(もともと関西弁で早口になりがち)
・画面を見てほしいタイミングなのか手話を見てほしいタイミングなのかを明確にする
・聞こえない方がメモを取っている間は待つ
親子講座の時は1冊絵本を読んだのですが、たくさんの動物が登場人物(登場動物?)として出てくる絵本なので、
今はどのキャラクターのセリフなのかわかりやすく絵を指で差しながら、一つのセリフの手話が終わったことを確認してから次のセリフを読む、というように心がけました。
またご感想等は改めて紹介したいと思います。
このように、私達もまだまだ手探りですが、ここは私達だからこそできる大切な活動としてこれからも継続していきたいです。
ですので、通常、講演活動は貴重な収益活動として実施しているのですが、この分野に関してはできるだけ機会の確保に重点を置いて、必要な方により確実に届けられる形で実施していきたいと考えています。
お役に立てそうなことがありましたら、ぜひ一度お気軽にお問い合わせくださいませ。
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