1. TOP
  2. TOPICS
  3. 島根大学・淞風祭でユースカフェを初開催しました!

島根大学・淞風祭でユースカフェを初開催しました!

こんにちは。主に島根県内を中心にNPO法人HIKIDASHIの性教育講師として活動しています、木金文佳です。

島根大学の学園祭「淞風祭」で、ユースカフェを初開催させていただきました。

普段は「性教育カフェ」として開催していますが、今回は若者をはじめ、幅広い世代の方に性教育に触れていただく機会になればという思いで出展しました。

想像していた以上にたくさんの方に足を運んでいただき、普段なかなか接することのない方々との出会いや、さまざまなご縁につながりました。

今回は、そんなユースカフェの様子を少しご紹介します。

どなたでも気軽に立ち寄れるよう、入口にはリーフレットやチラシを並べ、明るく入りやすい雰囲気の看板を作りました。

まずは、お部屋に入ってすぐ、みなさんが手に取りやすい場所におやつを用意しました。
たくさんの方に手に取っていただき、2日間とも完売です!

次に、絵本や漫画、書籍を並べ、どなたでも自由に手に取って読めるようにしました。
また、室内に入ることに少し抵抗がある方にも気軽に触れていただけるよう、入り口にも絵本などを並べました。

その奥には生理用品を並べました。
多くの方が手に取ってくださり、こんなに種類があることに大人も子どもも驚いている様子でした。

一番奥には避妊具を並べました。私自身も、今回のユースカフェに向けてたくさん避妊具について学びました。
まだまだ知らないことがたくさんある。性教育は本当に奥が深いです。

避妊具については、大人は触れにくそうにする一方、子どもたちは気軽に手に取る姿も。
まさに、普段お話ししている「性に対する価値観の違い」を感じた瞬間でした。

小さなお子さんも気軽に遊べるよう、靴を脱いで過ごせるスペースも用意しました。普段、保育園などで使っている遊びのグッズを置き、自由に遊べるようにしました。

ユースカフェでたくさんの方とお話をすることができました。一部となりますが、こちらの様子もご紹介させていただきます。

🌸ブースに立ち寄ってくださったご夫婦。
お子さんの将来の心配ごとから、乳幼児期から、なぜ性教育の話をしているのかのお話に繋がりました。そんなお話をすると、とても興味深く耳を傾けてくださいました。
とても必要なことですね、ここに立ち寄って良かったとお言葉をいただき嬉しかったです。

🌸小学生の子どもたちは、生理用品を見て「これ、何に使うの?」と、いろいろな質問をしてくれました。
オーガニックのナプキンは何が違うのか、ナプキンを実際に切ってみて、実験のような時間もありました。

🌸子どもたちが集まって、かるたを楽しむ姿もありました。

🌸小学生は、絵本や漫画に夢中になって読む姿もありました。
自分の中から湧いて出てくる「知りたい」とういう気持ちはすごいパワーだなと子ども達の姿から感じることができました。

🌸支援者として働いている方が、普段抱えている悩みを話してくださり、深いお話をする時間もありました。自分の中にある「当たり前」を見つめ直すことができそうだと言っていただき、なにか参考になっていたら嬉しいです。

🌸生理用品に関する活動をしている大学生との出会いもありました。同じような想いに共感し、お互い応援しあえる関係になれたらいいなと感じました。

🌸お父さんと息子さんが一緒に来てくださったことも、印象に残っています。同じ部屋にいながら、それぞれが興味のあるコーナーを見て回る。
そして、ときどき交わりながら、お父さんが息子さんに話しをする。
その姿が、なんだかとてもいいなと思ったんです。
息子さんには月経の仕組みや射精の仕組みもお話しをさせていただきました。素直に聞いてくださる姿が印象的でした。

そして大学生とのやりとりから感じたこと。
今回、大学生の皆さんとも、月経の仕組みや女性の体についてお話しする時間がありました。
学生さんたちは、もしかしたら間違っているかもしれないと思いながらも、自分の知っている言葉を並べ、一生懸命に考えながら説明してくれました。

私は、その姿にとても感動しました。
もしかしたら、恥ずかしさや戸惑いなど、いろいろな気持ちもあったかもしれません。

それでも、わからないからとすぐに諦めるのではなく、自分の知っている言葉で何とか伝えようとする。
考えながら、言葉を探しながら、説明しようとしてくれる。

正解を知っているかどうかだけではなく、自分で考え、知っていることを使って伝えようとする姿、そして対話で深めていく姿、そのものを大切だなと感じました。

また、大学生の皆さんとは、コンドームの役割や正しい装着方法についてもお話ししました。
実際にやってみてもらったり、ちょっと偉そうに採点してみたり(笑)。
堅苦しくならず、楽しく、明るくお話しすることができました。

コンドームは「つける?つけない?」ではなく、「今日、どれにする?」と話し合える関係性を。

お互いの心と体を大切にし、同意や「NO」を尊重しながら、安心して話し合えるパートナーシップが大切です。

性に関することをタブーでもなく、特別なものとして遠ざけるのではなく、わからないことを質問したり、対話したり、そんな時間を今回一緒につくれたことが、とても良かったなと思います。

今回、島根大学の皆さんが用意してくださったスタンプラリーのおかげで、本当に多くの方に足を運んでいただくことができました。

スタンプラリーをきっかけに部屋に入ってみて、「うちの子には、まだ早いかな」と感じたご家庭もあったかもしれません。もちろん、性教育に触れるタイミングは、それぞれのご家庭や子どもによって違います。

ただ、
「こんなことをしている人がいるんだな」
そんなふうに、少しでも心の片隅に残っていたら、それだけでも嬉しいなと思います。

そして、性教育は、誰かに一方的に教え込むものではなく、それぞれの興味や関心、疑問から始まる大切さを、今回のユースカフェを通して改めて感じました。

今回この場を一緒につくってくださった皆さん、
この企画が実現し、たくさんの方に来ていただけたのは、島根大学・淞風祭実行委員の皆さんのおかげです。
性教育カフェに足を運んでくださり、いろいろなお話をさせていただきながら、打ち合わせをさせていただきました。

そして当日も、たくさんのサポートをしていただきました。
皆さんと一緒にこの場をつくれたこと、そして当日、たくさんの方との出会いが生まれたこと。

私にとっても、とても有意義な時間となりました。
本当にありがとうございました。

今回のユースカフェで生まれた出会いや対話が、誰かにとって性教育を身近に感じるきっかけになっていたら嬉しいです。

そして、これからも、年齢や立場に関係なく、誰もが気軽に立ち寄り、知りたいことを知り、安心して話せる場を作っていきたいと思います。

島根大学の皆さん、足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました!

そして、当日の様子を山陰中央新報さんに記事にしていただきました。

記事はこちら

記者の方からは、
「若者の人生が一つ、いい方向に変わった瞬間を目撃した気がします。私も学生の頃に学びたかった!」
という感想をいただきました。

この言葉がとても嬉しく、今回のユースカフェを開催できてよかったと改めて感じました。

これからも、もっと多くの方に性教育を届けられる場をつくっていきたいと思っています。

性教育カフェやユースカフェを開催してほしいという場所やイベントがありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

お問い合わせはこちら

記事一覧ページに戻る

同じカテゴリの記事